HOME > 原発やその他の著書紹介

写真絵本「それでも「ふるさと」」(全3巻)

豊田直巳 (写真・文) /農文協

「までい」な村として知られる福島県飯舘村を舞台に、自分自身の再生と村の再生を一体のものとして仲間と挑戦を続ける元酪農家・区長、日本一の山菜(行者ニンニク)栽培の夢をあきらめなかった土と生きる家族、「帰りたい村(生まれ故郷)」と「第二のふるさと(仮説住宅)」との間でゆれるおばあちゃんたちを主人公として物語っていきます。そして、原発災害をどう記憶し、震災後をどう生きるか、「ふるさと」とは何かを問いかけます。

第1巻 「牛が消えた村」で種をまく
        ~「までい」な村の仲間とともに~

第2巻 「負けてられねぇ」と今日も畑に
        ~家族とともに土と生きる~

第3巻 「孫たちは帰らない」kれど
        ~失われた「ふるさと」を求めて~





「漁業権とはなにか」

熊本 一規 (著) /日本評論社

埋立・ダム・原発をめぐって漁民・住民が自らのもつ権利を正確に理解するために必要な知識・考え方を第一人者が明解に解説する。

第Ⅰ篇 埋立・ダム・原発と漁業権
 一、住民・漁民の持つ権利で埋立・ダム・原発を止める 
 二、漁業権の侵害と漁業補償
 三、共同漁業権はだれのものか
 四、埋立・ダムと漁業補償
 五、埋立免許とはなにか
 六、漁業権の収用と漁業補償
第Ⅱ篇 各地の事例
 一、埋立と漁業権
 二、ダム・河川と漁業権
 三、原発と漁業権
   1.島根原発3号機
   2.上関原発
 四、漁業の免許

「電力改革と脱原発」

熊本 一規 (著) /緑風出版

福島原発事故から三年半あまりが経過した。
福島原発事故の処理は、ことごとく壁にぶつかっている。にもかかわらず、国は、川内原発わ皮切りに原発の再稼働をもくろんでいる。それどころか、原発の新増設さえあきらめてはいない。
日本で、国民の七割もの反対にもかかわらず原発が推進されているのはなぜか、国民目線に立脚した熊本論理学の集大成この著書にあり。

第1章 エネルギー基本計画を批判する。
第2章 電力システム改革とは何か
第3章 電力システム改革は脱原発を促進する
第4章 放射能汚染の拡散と脱汚染

「海はだれのものか」

熊本 一規 (著) /日本評論社

漁業権の本質を歴史的沿革と法解釈から明らかにし、現代ゆえにこそ再認識されるべきその意義をあらためて問いかける。

第1章 共同漁業権とは何か
第2章 慣習上の漁業権とは何か
第3章 埋立・ダムと漁業権者の同意

「暴風地帯」

中村敦夫 (著) /角川書店

僧侶・法舟が訪れた銚子の町で、地上65メートルの風車に吊された、若い女性の全裸死体が見つかった。
同時に、女性の属する組織の男が行方不明に。
発電利権を巡る争いか?
元捜査一課長・法舟が、犯人像に迫る!

★著書の中村敦夫さんは、執筆活動の他、俳優業をやったり、日本ペンクラブの環境委員長として、 国際ペンクラブ東京大会の準備など、多忙の日々を送られている方です。

「腐蝕の連鎖」
   ―薬害と原発にひそむ人脈

広瀬 隆 (著) /集英社

序章 ミドリ十字の奇怪な株価
第1章 薬害エイズと原発利権の人脈
第2章 地震と保険とエネルギーの正体
第3章 六ヶ所村と官僚の犯罪
第4章 学者集団と梅沢三兄弟の巨大な閨閥
終章 最後の人脈


「写らなかった戦後 ヒロシマの嘘」

福島菊次郎(著)/現代人文社

天皇と日本の原罪に気づき、カメラを武器に始めた孤独な闘い。原爆の無間地獄、広島の差別、右傾化する日本の正体を追及する。著者82歳にして初の、満身創痍の書下ろし。

1.ピカドン、ある被爆家庭の崩壊二〇年の記録
2.原爆に奪われた青春
3.四人の小頭症と被爆二世・昭男ちゃんの死
・・・他

★福島さんは現在柳井市に在住されています。お宅に行って直接購入することも可能です。サイン入りの本をいただけますよ!

「民事裁判ものがたりなぜ誤判決は起きるのか」

冨嶋克子(著)/イースト・プレス

ある日突然、あなたも裁判に巻き込まれるときがある。その時あなたの人生は・・・。民事裁判の誤判決の被害者たちが自らの体験を赤裸々に綴った衝撃の問題作!

1.亡夫の土地を市と県にとられて
2.味方と恩っていた弁護士が依頼人を騙して予備校を乗っ取った
・・・他

「権暴」 欺瞞の法廷

冨嶋克子(著)/葦書房

著者の母は、風邪による発熱で近所の内科にかかる。しかし病状は悪化、その医師は“風疹”と診断、家族の国立病院への転院希望を取り合わない。やがて強引に国立下関病院で診断を受けたところ、これは“薬疹”で、ピリン系の抗生物質で骨髄を冒されていると。母は死亡、遺族は内科医を告訴するが、裁判所は内科医側のデータを採用、被告を無罪とする。法廷へ疑問を呈する。