HOME > 皆さんからのメッセージ

これまで様々な方より大変有り難いメッセージを頂きました。誠に有難うございます!
このコーナーでは、頂いたメッセージのいくつかを 原文のままでご紹介していきたいと思います。
今後も、このようなメッセージを随時受け付けておりますので、FAX、メール等にてどんどんお送りください!

小中さんを応援しています。

議員と云えば、地域の困りごと相談、公共事業を持ってくること・・・。
ま、これも必要でしょうが、最大の仕事は行政の独走を防ぐチェック機関であること。
議員提案による政策的な条例案を出すことです。
議員と云えばもう一つ、 金を集めること、合法とは云いながら献金をした人に対しては当然お返しをしなくては・・・・ここに利益誘導が生まれます。その又お返しにこの有権者又は会社は選挙の時の献金や票集めに走るという構造が成り立ちます。
小中さんは、これを避けるため献金を集めません。カンパ箱は有りますが、箱の中には小銭とたまに大物の千円札が入っていますが誰からとも分からない支援者から賛同を受けているということです。
普通の人では中々できないことを実行する小中さんを尊敬しています。 
原発いらん!山口ネットワーク 代表 武重 登美子

原子力発電について。

住民自治を考える会の機関紙『山雲海月』に、わたしは、むかし話を投稿しております。その中に終戦前後の電力事情についても少し触れておりますが終戦後、短い期間ではありましたがランプ生活の時代がありました。
その後日本復興が急激に進み、火力発電のための石炭の需要も高まり、より深いところ、より危険な場所での石炭採掘が進みました。その結果、落盤事故が相次ぎ結局閉山となる炭鉱が沢山でました。水力発電は黒部第4ダムを最後についに限界に達しました。その後中近東から大量に石油が輸入され火力発電が日本の電力の主流となりましたがイスラエルとアラブ諸国との戦いによって石油価格が大幅に上昇しオイル・ショックが起こりました。
これに変わるエネルーギーとして脚光を浴びたのが原子力による発電でありました。この当時は、「原子力発電はマッチ箱くらいの量で大きな発電が出来る近代科学の粋」と言われ、あちこちに原子力発電所が建設されるようになっていきました。このように大量のエネルギーを必要とする事態になったのは、わたしの独断ではありますが、電気洗濯機に象徴されますように物質文明の発展にあったと思います。
物を買うのに月賦という制度が出来たのもこの頃だと思います。物質文明を享受するにはお金がかかります。このため東北地方の農村から出稼ぎが始まりました。働き手が地方に居なくなるのですから地方がさびれてくるのは仕方のないことで、簡単にこれを補完する手段のひとつとして地方に原子力発電所が建設されていきました。
原子力発電所を立てればその地方に大きなお金が入ります。するとさらにお金が欲しく必要になります。そして2号炉が建設されるのです。現在原子力発電所が1号炉だけのところがいくつあると思いますか。東京電力の原子力発電所が東京にひとつもないことも以上の理由からうかがい知ることが出来ます。 
各電力会社が日本復興に大きな役割を果たしたことは、国民全員が認めるところです。しかしながら、チェルノブイリ事故以降全世界で原発を廃止しつつあります。石油から原子力へ転換したように今エネルギーは大きな曲がり角にきているのです。
わたしは紀元2千6百年生まれですから日本が国家としての形を整えてから2千6百63年たつことになります。この位長い年月を経ても放射能が半分にしか減らない大量の原発の残骸のみが40年から50年後には上関に残ることになります。都市ガスやプロパンガスを用いる燃料電池も近未来のうちに開発・完成されるでしょう。そうなれば自分の家で必要なだけ発電するわけですから、携帯電話の発達とともに町中から電柱が必要無くなっていくでしょう。
「政府自民党は、電力会社の目先の利益より国民のために次期エネルギー開発に人・物・金を注ぐべきだ」「山口県に日本最後の原発を建設すべきでない」「このために有能な政治家のひとりとして小中さんをまず県議会に送り出すべきだ。」これが、私たち「住民自治を考える会」が出した結論でした。  
手嶋敏雄(住民自治を考える会代表)

上関に想う

上関は美しい。上関をあちこち歩いてみたがどこを歩いてもすばらしい眺めだ。きれいな碧の海があってその向こうにみどりの山があり、海と山との間の海岸線には人々が暮らす人家が寄り添うように建っている。私が絵を描く事がうまいなら是非とも描きたい風景だ。ここは昔、NHKの朝の連続ドラマ「鳩子の海」の舞台となった事がある。全国に沢山あるすばらしい自然風景の中で、この上関を選ぶとはNHKもなかなか目があるなぁと思う。
上関は眺めもすばらしいが人間が生きていくために必要な自然がしっかり残されている。日本では近代化のうねりの中で大切な自然がつぎつぎと破壊されて行ったが、ここでは奇跡的に破壊を免れている。かって瀬戸内海全域で頻繁に見られた'すなめり'(小型の鯨)も今やこの付近を除いてはほとんど見られなくなっていると言う。またある特定の海岸では世界の生物学者が驚嘆するような希少な貝類が発見されたという。いうなればこの地は世界的に貴重なところと言えるのではないか。
中国電力はこのような自然の宝庫と言えるこの地にこともあろうか原子力発電所を建設しようとしている。人の手による大規模工事が行われるなら今まで大切に残されてきた世界的に貴重な自然は見るも無残に破壊され二度と回復できない打撃を受ける事になる。
このような蛮行を強行しようとする経営者の人間性を疑う。
吉牟田勲(田布施町)

長島有情

私は北九州八幡の生まれである。遠賀川の水で産湯を使い、洞海湾の海を眺めて育った。川も海も水は汚いものと思っていた・・・じゃないんダナァー。福岡県は玄海灘に面しているので工業地帯の北九州であろうと一歩沖に出ると東シナ海から続く美しい海。海の水は限りなく美しいものと思っていた。
  ところが昭和50年に広島に移り住んで瀬戸内海を見て呆然とした。風光明媚、.美しいはずの瀬戸内海の水の何と汚いことか。あるとき家族旅行で広島から松山へ向かった。フェリ-から、どこまで沖に出たら美しい青い海になるのだろうと海の好きな私は海をづっと眺めていた。しかし行けども行けども水は青くならない。濁った海のままついに船は松山に着いてしまった。
  自然に向かい合っていると、不思議と心が落ち着く。釣りの好きな私は大島・長島によく行く(正確に言うと、よく言っていた)。瀬戸内海でも、ここは海が美しい。釣りの釣果はおくとして、海の豊かさを実感できる心楽しい海だ。
  昨年、長島の自然を考える会の人達と原発予定地の浜に行った。一目見て何と豊かな海だと驚嘆。びっしり岩の隙間に張り付いたカメノテ、さまざまな海藻類、オ-!フグが集団で産卵しているぞ。この海は一日眺めていても飽きることがない。
 便利さ豊かさと引き換えに私たちは何と多くのものを失って来たことか。この豊かな、そして当たり前の風景も今後、この瀬戸内海から消え去るのだろうか。次の世代に私たちは何を手渡せるのだろうと考えるとき、実に暗澹とした気持ちになる。
 1990年広島でゴルフ場建設問題などをきっかけとして、いわゆる自然保護の市民団体「森と水と土を考える会」を立ち上げた。当初、役所と真っ向対立した。それが近年、役所の方から私たちに歩み寄って来はじめた、自然保護は市民の間でも市民権を得つつある観がある。世の中、自然保護に潮流が傾きつつある・・・・のだろうか、いや私はそうは思えない。
  建前では、自然保護を唱えながら、実は地球破壊の波は静々と押し寄せている。環境問題を真剣に考えたとき、長島に原子力発電所を作るなどとんでもない事だけれど、着々と計画は進んでいる。広島県でも、世界に誇る最高の場所(廿日市市・細見谷)に大規模林道が作られようとしている。このような現実に直面したとき、くじけそうになる。しかしそれでもやっぱり誰かが絶えず訴え続けなければならない。気づいたものが行動する以外に道はない。
 次の世代の人達は今、訴えるすべはないのだから。
 小中さんのご活躍を心から応援します。
環瀬戸内海会議 原戸 祥次郎 (広島市)

風車

先日、山口県油谷町で、新エネルギー風力発電が営業開始した。原子力発電に異議を唱える者の一人として山林の破壊もほとんどなく、自然の恵みを生活の中に生かす時代になったことに感動した。
くしくも、原発を阻止した豊北町の隣町でのこと。
上関原発設置を許さず、美しい海、山、生物、を次の世代に引き継ぐことが私たちの役割である。
周南市議 伴よしとも

住民自治を考える会の山田さんからのメッセージ

人間も、水も、空気もこの世はなんでもクリーンが良いに決まっているけど、ことエネルギーに関してはなぜか一番猛毒の原子力が大手を振って、しかも温暖化対策だといって善人ぶって電気を作っているのが不思議でならない。原子力なんて必要悪でもなんでもない、不必要で悪そのものだがなかなか理解されないと思っていたところ、今春、県議選で原発反対を訴えた小中進さんが当選された。保守的な山口県民も捨てたもんじゃないと改めて感心した。
上関は相変わらずの福沢諭吉的鼻薬が効いて猛毒の恐ろしさに気がついていない町民が多いが、一度でも事故が起こればこれはもう終わりなのである。事故はないという保障などあるはずもないし、ここ熊毛にも住めなくなる。
そんな心配をしなくてもいいように小中県議の活躍に期待したい。
住民自治を考える会 事務局長  山田誠

原発に反対する2市6町議員連盟幹事長 
 山口県議会議員 小中 進殿

師走の候、何かと慌しい季節となりましたが、貴連盟におかれましては、地域の環境と住民の健康を守るため、日夜奮闘されていることに敬意を表します。
 さて、私たちの川辺川ダム建設反対運動も、いよいよ大詰めになってまいりました。ダム建設を強行しようとする国(国土交通省)は、「治水・利水においても必要が無い」「逆に洪水の危険が増す」「環境破壊である」「河川が汚れ鮎などの成育に悪影響を及ぼす」という地域住民の声を無視し、80年に1度の洪水から下流を守るには、ダムに頼らざるを得ないと詭弁を繰り返してきました。
しかし、5月16日の福岡高等裁判所における利水裁判の逆転勝訴により、局面は大きく変わってきました。いま、熊本県が調整役になり農家の意見を聞きながら、来年4月をめどに新利水計画のたたきだいを作成しようとしていますが、ダムからの水での利水計画は、至難の業となっています。ダムから水を引く利水計画ができなければ、国土交通省も大幅な見直しを迫られ、ダムはストップできると思っています。
 貴連盟が原発反対運動の先頭に立って、建設阻止が決定する日まで奮闘されるよう熊本から連帯の挨拶を送ります。お互いにがんばりましょう。  以上

   2003年12月12日
下球磨・芦北川漁師組合 組合長 小鶴 隆一郎

元山口県教職員組合副委員長 西角定松さんからのメッセージ

1998年に「原発周辺の動植物に異変あり」と山口哲夫元議員(新社会党)を通じて
内閣総理大臣に質問を提出したところ国からは「原子力発電所は基準通り運営されているので危険ではない。現時点では疫学調査や学術調査はしない」という紋切り型の答弁があってから5年が経過した。
静岡県の浜松原発周辺で23年間植物を観察している蔵下和男さんによると原発から約1.5キロの有名な観光名所でもある桜ヶ池畔には通常より花びらが一枚多い奇形のつつじがいくつも見つかるという。しかも「ガン発生者がこの界隈では多いといわれている」とフォトジャーナリストの小林晃さんに語っている記事に偶然遭遇しただただ驚愕のうちに身も凍る思いに襲われている。
原発の温排水による海水温度が上昇しているという「海の声が聞こえる-温排水測定25年七つ森書館刊」ショッキングなデータとあいまってそれにも拘らず原発は国策の名の下に起動しているところに国家的犯罪の色合いは濃いと言わなければならない。かかる意味合いでこのまま原発を運営することそのものが人間に反する所業であり地球いや自然環境のさらなる破壊でしかなく原発そのものを運営し続ける事はまさに 自己韜晦以外の何物でもない。
元山口県教職員組合副委員長 西角定松

山口県柳井市市議 河北洋子さんからのメッセージ

石川県珠洲市に続いて新潟県巻町の原発建設計画が破綻しました。その背景には
電力自由化、自然エネルギーの普及、核燃料サイクルの破綻、原発の経済的優位性に否定論などたくさんの要因がありますが、なによりも長年信を曲げず、大勢にのみ込まれず反対運動を貫いた方々がいらっしゃったからでしょう。上関にも、もうすぐその時が訪れるはずです。信念の人々の力で原発反対派の県議を誕生させたのですから。自分の意見をはっきり言わない、または持たない政治家が多い中で小中さんは、圧力にも屈せず、言うべきことは言ってきた政治家です。「普通の人の意見が通る世の中に」そのために働いて下さると期待しています。
山口県柳井市市議 河北洋子

フォトジャーナリスト 福島菊次郎さんからのメッセージ

2004年1月1日
明けまして(東北電力巻原発の撤退)おめでとうございます。
昨年は二度の上関町長選挙、現地八幡宮用地の中電への売却など無法な事態が続きましたが、世界の原発はその危険性と採算性から撤退の潮流に乗り、日本の原発も電力の過剰、自由化の波に大きく揺れています。電源9社の試算によれば、現在稼働中の耐用年数を迎えた原発52基の廃炉経費に3兆円の巨費がかかり、経営危機に見舞われている電力業界は国家予算(血税)による補填さえ求めようとしています。廃棄物の処理費も加算していない原子力発電のコストが、いちばん安いというPRは大嘘で、世界一高い電気料金が二重に家計を圧迫することになるでしょう。
僕は被爆直後か原爆被害のキャンペーンを40年間続けてきた写真家ですので、放射能障害がどんなに恐ろしいかよく知っています。近刊(現代人文社刊"ヒロシマの嘘"400頁)に詳しく記載してありますのでご覧になってください。原発は原爆と同義語で、さらに恐ろしいのは未だに完全な放射能廃棄物の処理策さえ確立されていないことです。
上関原発建設は、1982年以来すでに20年の歳月を経過しました。その反対運動の拠点である祝島漁民が続けてきた反対運動は今日までに、上関まで往復30キロの海上デモを延べ50数回繰り返し、参加漁船は3000隻以上におよび、その度に漁を休み、ガソリン代だけでも概算1500万円を支払っています。また反対運動開始以来、島民が雨の日も風の日もつづけてきた島内デモは、すでに1000回近くなり、世界の住民運動史上に例をみない回数の継続デモで、まさにギネス、ブックものです。
地元住民や漁民の「たかりの構造」が52基の危険な原発を狭い国土に乱立させた今、上関原発は危険な原発建設のこれからの可否を決定する最後の砦になっています。周防灘の真中に浮かぶ人口僅か600人の孤島の漁民が過去20年間、金権万能社会に埋没して人間の所在を見失ったこの国の危機的状況に、激しい警鐘を打ち鳴らしつづけてきた爽やかな音色に耳を傾け絶大な声援と、より実質的な支援の手を差し伸べようではありませんか。
福島 菊次郎

大島町在住Aさんからのメッセージ

山口県発
「地産地消」の輪を広げよう。
食品だけでなく電力も!!
ここは電力余ってる。
欲しい地域は「地産地消」の努力をしよう。